本日はOA用紙についてご紹介いたします。

OA用紙とはコピーやFAXなどする際に使用される用紙のことを指します。
主にオフィスで使われる用紙をOA用紙と呼ぶことが多いのですが、
このOA用紙、大きく分けると3種に分けられます。

どんな種類があるのか、順を追ってご紹介します。

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①インクジェット用紙
インクジェットプリンターでの出力に使用することのできる用紙です。
高画質な印刷をするために専用コーティングされており、紙の種類やサイズ、厚みが豊富で
企業ではもちろん、家庭用プリンターでも使われるケースが多くなっています。
インクジェットプリンターには染料インクと顔料インクの2タイプがあるため、
ご使用のプリンタのインクがどちらのタイプか確認の上、用紙をお選びください。
非対応の用紙を使用するとインクがうまく定着せずに滲んでしまったり、剥がれ落ちたりする場合がありますので注意が必要です。

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②レーザープリンター・コピー用紙
機械の性質上、基本的には様々な用紙に印刷が可能なため、専用紙は少なくベーシックな用紙がほとんどです。
ただしレーザープリンターやコピー機を使用する際、インクジェット用紙や表面がコーティングされている用紙を使用すると
紙表面のコーティングが熱によって剥がれ、機械が故障することも。
また、レーザープリンターは表面に凹凸がある用紙はきれいに印刷できないこともありますので、用紙選びには注意が必要です。

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③共用紙
プリンターを問わず使用できる用紙です。一般的なコピー用紙のことを指すこともあります。
ただし、インクジェットで印刷する際は専用紙での印刷に比べると印刷品質は若干劣ります。
（文字・線のみの原稿であれば印刷に問題ありませんが、画像を含む原稿には向かない用紙もあります。）
価格は安価なものから高級なものまで幅広くあります。

ではここで、主な用紙をご紹介します。

1.スーパーファイン紙・・・インクジェット専用紙として最もコストパフォーマンスに優れた用紙。
　　　　　　　　　　　　　普通紙と比べて発色がよく、インクも滲みにくくなっています。画像付き原稿の印刷におすすめ。
2.光沢紙・・・写真付き原稿の印刷に適した用紙で、表面に光沢があります。　
　　　　　　　一般的なコピー用紙やスーパーファイン紙より厚みがあり、発色もきれいです。光沢を抑えたセミ光沢用紙もあります。
　　　　　　　パンフレットやポスター、メニューの印刷におすすめ。インクジェット専用紙とレーザー・コピー対応紙があります。
3.マット紙・・・つや消しコーティングされた印刷用紙。
　　　　　　　光沢紙に比べると色が沈み気味で派手さはありませんが、落ち着いた雰囲気のある色調で印刷ができます。
　　　　　　　パンフレットやポスター、メニューの印刷におすすめ。インクジェット専用紙とレーザー・コピー対応紙があります。
4.写真用紙・・・写真プリントに適した印刷が美しくできる厚手の用紙です。
　　　　　　　お値段はちょっとお高めですが、印刷品質も高く、用紙が波打ったりしないよう加工されています。
　　　　　　　光沢タイプのほかに絹目もあります。インクジェット専用紙とレーザー・コピー対応紙があります。
5.和紙・・・印刷用に加工された和紙です。和紙独特の風合いがあるため、メニューや挨拶状などにおすすめ。
　　　　　　インクジェット専用紙とレーザー・コピー対応紙があります。

ご使用の印刷機と用途に合わせて、ぴったりの用紙を選んでください。

N.T

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