修正テープ、修正液の種類と特徴
| 文具の豆知識
ペンケースの中の必須アイテムとなっている方も沢山いらっしゃるのでは?
今回は修正テープ、修正液についてご紹介します。
〇修正テープの特徴
最近は修正液よりも使っている人が増えてきた?(液派の方はごめんなさい!)、
修正テープが発売されたのは1989年と比較的最近のことです。消しゴムでおなじみ株式会社シードが開発しました。
従来の修正液とは違い、乾くのを待つ必要がなくムラが少ないのが特徴で、誰でも簡単に扱えるのが魅力。
使い切りタイプと詰め替えタイプがあり、テープ幅も2.5~8.4mmなどがあります。
テープの長さも通常の6mから長いもので30mなんてものも!
〇修正液の特徴
紙等への筆記を塗りつぶして修正します。ペンタイプ、ハケタイプがあります。
ハケタイプは広い面積を自由に修正できるので、漫画用に使用されることもあります。
ペンタイプは細かい部分を修正でき、ペンケースに入れてもかさばらないので携帯に便利です。
ぺんてるの修正ペンスリム(XZL7F1C)はボール径0.42mmなど極細のものもあります。
また、色つきものもございます。
写真はセーラー万年筆の茶封筒用修正液。
他にもはがき用(ぺんてる:XZL22-H)などもあり、
筆記面の色によって使い分けができます。
修正テープでも同様に色付きタイプが発売させており、
最近はロルバーンの修正テープ(品番:500672-100ほか)、
プラスのホワイパープチ(品番:51-641ほか)など、
クリーム色のノートを修正できるテープも発売されています。
〇ガンヂー インキ消し
よくご質問をいただくガンヂー インキ消し。
ボールペン用と万年筆用の二種類ございます。
修正液とは違い、消し跡をほとんど残さず消すことができます。
上から塗りつぶして消すのではなく、インクを化学変化で消す薬品になります。
ボールペン用インキ消しを個人的に以前試したものがあったのでお見せします(汚くてごめんなさい!)
試してみるとボールペンによって消え具合が全然違いますね。
油性染料インクのゼブラのジムノックはきれいに消えていますが、
他はほとんど消えていません(筆記線右側を消そうとしています)
顔料だったりゲルインクだったりすると消えないので注意が必要です!
以上、修正用品のご紹介でした。
賢く使い分けてきれいに修正していきましょう♪
R.N