電卓の種類と特徴
| 文具の豆知識
今回は電卓についてご紹介します。
用途によって幾つかのタイプがありますので、目的に合わせて選んで下さい。
【種類・特徴・違い】
①実務電卓
標準的な機能の電卓です。
人間工学に基づいた設計なと
使いやすさを重視されたものが多いです。
②金融電卓
ローンや株価など、金融に関する計算機能が搭載されています。
金融関係や会計、財務などを管理している方に便利な電卓です。
③商売電卓
原価、消費税、利益率など商売に関する機能が搭載された電卓です。
使用環境を考え防水防塵加工が施されている電卓が多いです。
④テンキー電卓
PCと接続してテンキーとしても使用できる電卓です。
⑤関数電卓
三角関数、対数など数学関数の計算に特化しており
科学、工学、数学などを専門にされる方向けの電卓です。
【使い方】
多くの電卓についている「M+」「M-」キーについて。
この「M」は「MEMORY(メモリー)」のMで「数字を一時的に電卓に記憶させることができる」キーになります。
それぞれの簡単に解説すると・・・
「M+」(メモリープラス):表示されている数字、計算結果をメモリーに足す
「M-」(メモリーマイナス):表示されている数字、計算結果をメモリーから引く
「MR」(メモリーリコール):記憶したメモリー内容を呼び出す
使用例
60円の鉛筆を5本、100円の消しゴムを2個買う場合。
60円の鉛筆を5本:[60][×][5][M+] (300)
100円の消しゴムを2個:[100][×][2][M+] (200)
合計 [MRC] → 500
いちいち計算結果を別途メモする必要がないので
覚えておくと便利な機能です。
【お客様からの質問】
電池寿命は?
メーカー、種類によってちがいはありますが、目安として
ボタン電池:1日1時間使用で約3~4年使えます。
ソーラー電池:光源があれば半永久的に使えます。
H.M