工作用品の種類と特徴
| 文具の豆知識
工作で使用する道具の説明になります。
【種類・特徴・違い】
①彫刻刀
商品によって柄の長さが違ったり、持ち手が樹脂か金属か、刃の大きさ等
使用用途としては同じですが、商品によって仕様が異なります。
また、ばれんや砥石付き等、商品によって付属物も異なります。
※ばれん:紙を均一に擦り付ける為の道具です
②プラバン
主に透明プラバンを取り扱っています。
厚みは0.21・0.35・0.5㎜等があります。
オーブン等で加熱する事によって収縮し硬化する特性があることから
キーホルダー作成等使用したり、模型などの工作に使用されます。
③工作用ニス
粘土や木工工作、プラバン工作等の表面保護を行うための商品です。
乾くと光沢感が出て、耐水性の被膜が形成されます。
代替品として、アクリル絵の具のメディウム。グロスポリマーメディウム等も
ニスとして使用が出来ます。
④ねんど
詳しくは前回の豆知識、粘土の違いについてを参照してください。
主に
油粘土:硬化しないため、繰り返し造形できる
紙粘土:乾燥による硬化が起こる。きめは粗め、水に弱いが塗装は可能
小麦粘土:乾燥により硬化が起こる。硬化後は崩れやすく保存は不向き
幼児が誤って口に入れても安心な素材ですが、誤飲には注意が必要です
石膏粘土:きめが細かく乾燥により硬化する。硬化後は切削加工、塗装が可能です
樹脂粘土:きめも細かく乾燥や焼成により硬化。硬化後は切削加工、塗装が可能です
等に分類する事が出来ます。
⑤版画版
現在では大きく分けて
木製:木版画に使用。かたい為、細かい表現に向いているが彫りにくい
ゴム製:比較的柔らかく、彫りやすい。
消しゴム製:ゴム製よりも柔らかく、カッターナイフでも彫れる。
の3種類があります。
⑥おはながみ
イベント等で使用する飾りつけの花を使用する際によく使われます。
色数が多く販売されています(色は店舗によって異なります)
⑦工作用絵具
主に、夏休みの宿題シーズンのみ販売されます
学童向け不透明アクリル絵の具です。
価格は多少高くなりますが、オフシーズンであれば、画材で販売されている
アクリルガッシュ:不透明アクリル絵の具
ファブリックペイント:布向け絵具
ミルクペイント:ミルクベースのアクリル絵の具。木の塗装に向いている
等が利用できます。
【お客様からの質問】
アクリル板やPP板の取扱いがありますか?
どちらも店頭での販売、取り扱いがございません。
M.H