クリアホルダー、カードケース
| 文具の豆知識
【種類・特徴・違い】
クリアホルダーとは
プラスチック製のシートを2枚重ね、その間に書類を挟んだ商品です。
色、柄は多様で、外から書類が見えるようになっています。
留め具がない分、軽いですが、挟める書類は少ないです。
強度もあまり強くありません。
一時的な分類、整理に最適なファイルで
サイズは、A4サイズが主流ですが、B6~A2のサイズがあります。
次にレールクリアホルダーについて説明します。
本のように書類を簡単に挟むことができます。
バーと本体を分け、本体に書類を指します。
バーを背レールの溝にそって上から下にスライドします。
ホッチキス、製本テープを使用せず、書類を挟むことができ、会議資料、プレゼン資料に最適です。
他にもクリアホルダーにはさまざまな種類がありますので、いくつか紹介します。
①ウーパーファイル
レールクリアホルダーよりも脱着が簡単で書類をクリップに挟んで綴じます。
レールクリアーホルダーに比べ、綴じ場所が中央のみのため、強度は弱いです。
②山見出し付ホルダー
クリアホルダーに仕切りがついており、複数枚のクリアホルダー1つにまとめたいときに適しています。
縦入れと横入れがあり、仕切りの数は商品によって異なります。
③ハードホルダー
収納物をしっかり保護し、ホルダーがたわまないので、書類に折りぐせがつかず、きれいに保存ができます。
かばんに入れても種類が折れにくく、下書きボードとしても利用できます。
④情報漏洩防止ホルダー
中に入れた書類の文字を隠すことができるクリアホルダーです。
次にカードケースについてご説明します。
カードケースとは
コピー用紙1~2枚が収納できるケースで、電話帳、地図、図面の保管、書類回覧、メニューなど書類を傷めず保管、管理できます。
種類は、硬質、軟質があります。
硬質は、折れると割れますが固いため、立てかけやすく、軟質は折り曲げても丸めても痛みにくいですが、立てると安定性がありません。
※写真左が硬質タイプ、右が軟質タイプ
サイズは、A7~B1までありますが、素材・サイズにより受注生産の商品もあります。
また、マグネット付カードケースや、書類が両側に入るダブルカードケースもあります。
最後に、カードケースに印刷した書類を入れると、インクがついてしまうのではないか心配ですが、
非転写タイプは、特殊コーティングにより、コピーや印刷物のインキが付着しにくくなっています。
R.S