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封筒の大きさ・種類

今回は、封筒の大きさと種類についてご紹介します。
【種類・特徴】
封筒の大きさは目的に合わせて様々なものがあり、特注することで任意のサイズの封筒も作ることができます。

一般でよく使われるサイズには、角形(K:かくがた)・長形(N:なががた)・洋形(Y:ようがた)の3種類の規格があります。

・角形(K:かくがた)
縦サイズが横サイズの2倍より短い封筒

・長形(N:なががた)
縦サイズが横サイズの2倍程度ある封筒

・洋形(Y:ようがた)
長辺に封入口がある封筒


【定形郵便物に関して】

定形郵便とは、第一種郵便物に分類される「第一種定形郵便物」の通称です。定形内とも言われます。
定形郵便物の条件は下記のとおりです。
サイズ:長辺23.5cm×短辺12cm×厚み1cm以内
重量:50g以内
重さ:25gまで(84円) 50gまで(94円)
「定形封筒」とは、定形郵便物の条件を満たし、84円切手(または94円切手)を貼って
郵送できる封筒をいいます。それ以外は、「定形外封筒」です。

定形外郵便には、「規格内」と「規格外」の二種類があります。
「規格内」
サイズ:長辺34cm×短辺×25cm×厚み3cm以内
重さ:1kgまで
料金:重量制
「規格外」
サイズ:三辺合計90cm以内(長辺が60cm以内)
重量:4㎏まで
料金:重量制

【売れ筋の規格】

封筒の売れ筋の規格を3つ紹介します。
①    「角形2号」
A4用紙を折らずにそのまま入れる封筒として最適です。
一般的なA4用クリアファイルに入れても充分に入る大きさとなっています。
事務封筒としては勿論、チラシやカタログ、A4サイズの雑誌・書籍などを郵送する際にも便利です。
また、履歴書を送付する際にも角2封筒が1番使われます。「定形外郵便物」の規格内にあたります。


②    「長形3号」
A4サイズの用紙を三つ折りにするとキレイに収まり、
「定形郵便物」で送ることができる最大のサイズです。
社用封筒の中でも最もポピュラーに使用されている定番サイズの一つです。
様々な素材やカラー、種類があり、社名入りなどにも対応している封筒です。


③    「洋形2号」
A5用紙の横二つ折りが入る封筒です。
「定形郵便物」で送ることができ、挨拶状や案内状、はがき、カードなどの郵送に使われています。


【保存袋に関して】

写真のように、マチ付きでハトメ紐がついた封筒のことを「保存袋」と呼びます。
企画書や原稿など、重要な多くの書類を持ち運ぶときに役立つ商品です。


【貼り合わせ方について】

封筒の貼り合わせ方には名称があります。別注の封筒印刷の際は重要な要素になります。
角形・長形には、センターシームとサイドシームの2種類、
洋形には、カマス貼りとダイヤモンド貼りの2種類があります。

センターシーム:中心で貼り合わせているので、
貼られている部分が印刷物の封入時に引っかかりづらく、作業性が高いです。

サイドシーム:封筒の端で貼り合わせ、中心に貼り合わせがないため、
中心部分に段差が無く、宛名印刷の文字や絵柄は安定した印刷ができます。
手書きでも中央が平らなので書きやすい貼り方になります。

カマス貼り:封入口が広く取れるため、印刷物の自動封入機に適しています。
左右対称の貼り合わせになり、背面部分が広くデザインしやすい形状と言えます。

ダイヤモンド貼り:フタが三角形になっており糊付けが斜め方向になっている封筒の貼り方です。
封筒の展開図が菱形をしているため、ダイヤ貼りと呼ばれます。


【口のり加工について】

商品によって口のり加工という加工がされている商品もあります。両面テープやのりが最初から口についているので、貼り合わせる際に糊付けする手間が省けます。加工がされている分、通常の封筒に比べて価格がやや割高になっています。

【お客様からの質問】 
「海外へ手紙を送る際は、エアメール用の封筒でないと送れないの?」
青と赤線の封筒をイメージするが、この封筒を使わなければいけないという決まりはなく、
無地のものでもレターセットでも大丈夫です。
重量によって送料がかわってしまう為、エアメール用封筒は軽く作られています。


R.N


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