筆ペンの種類と特性について
｜ 文具の豆知識
【筆ペンのインク】大きく分けて、染料インクと顔料インクの2種類があります。
染料インク…発色が良く、伸びが良いので繊細な濃淡が出せるが水濡れに弱い
顔料インク…耐光性・耐水性があるが発色が染料インクに劣る
また、染料・顔料インク以外にも、
墨液タイプ…本物の墨を使用した筆ペン
朱墨タイプ…添削や慶事での使用に適した、朱色のインクの筆ペン
薄墨タイプ…弔事や絵手紙などに使用する、薄墨インクの筆ペン
などがあります。
【ペン先の種類】大きく分けて、硬筆タイプ・軟筆タイプ・毛筆タイプの３種類があります。
硬筆タイプ…書き味は硬く、サインペンのような感覚で書く事が出来る 線の強弱はつけにくい
軟筆タイプ…ペン先に弾力があり、やわらかく書きやすい
毛筆タイプ…ペン先が化学繊維でできており、毛筆に近い書き味
【ペン先サイズ】極細～太字まで様々な種類があります。
太字…大きく、太い文字書きでもかすれずに書ける
和紙用…吸収性の良い和紙でもかすれずに書ける
つみ穂…筆に不慣れな人でも書きやすい
中字…幅広い用途で使えるスタンダードタイプ
すき穂…かな文字・草書体などの流麗な文字に最適
極細…あて名書きなど、小さな文字書きに最適
【筆ペンの種類】
使いきりの安価なタイプから、カートリッジ交換式のタイプまで、さまざまな種類があります。
高価なものだと『万年毛筆』という、万年筆型の筆ペンもあります。
カートリッジだけでなく、穂先の交換もでき、記念品や贈答品としても親しまれている商品です。
【特殊な筆ペン】
昔は存在しなかった、油性インクを使用した筆ペンや、顔料インキを使用した速乾性に優れた筆ペンなども
新商品として発売されています。
用途でお悩みの際は、うさぎやスタッフまでお気軽にご相談下さいませ！
Ａ．Ｙ
