製図用紙の種類と特徴
| 文具の豆知識
製図用紙とは、つや消しの半透明のトレーシングペーパが多く用いられます。
紙の厚さは厚口、中厚薄口などの厚さで、用紙サイズはロール紙や規格サイズごとのカットペーパがあります。
長期保存用の製図用紙は伸縮が少なく耐久性が高い製図用フィルムが用いられます。
【種類・特徴・違い】
①PPC用普通紙・再生紙
最近の高速PPC(大型複写機=コピー機)に適合するスペックをクリアーした高品質な用紙です。
普通紙タイプと再生紙タイプがあります。
②トレーシングペーパー
原図を透写したり、複写用原稿用紙などに用いたりする薄い半透明の紙
透写紙、通称トレぺと呼びます。
③方眼紙
互いに直角に交わる縦横の線をこまかく引いて、多数の方形に区切った製図用紙。
設計図、見取図、図案、統計、グラフなどを書くのに用いる。
セクションペーパーとも呼ばれます。
④斜方眼
建築の 間取図 を描くための方眼紙。
斜方眼紙 : 90度ではなく60度ごとに線が印刷されている
よくある質問
方眼紙の種類の中で片対数グラフの
取扱いを聞かれます。
片対数グラフ(かたたいすうぐらふ、semilog graph)とは
グラフの一方の軸が対数スケール(縦を対数スケールとすることが多い)になっているグラフです。
A.K