紙のサイズ、厚さ
| 文具の豆知識
紙のサイズにはA列やB列などの馴染みのある寸法や、
四六版・ハトロン版などの普段あまり聞きなれないような様々な寸法があります。
ここでは、うさぎやで取り扱いのある紙の寸法・厚さについてご紹介します。
〈紙のサイズ〉
① A列
A列は国際的な基準として画定されているので、世界中で使われている紙の寸法です。
A1→A2→A3というように、数字が大きくなるにつれて紙のサイズは小さくなっていきます。
② B列
B列はJISで画定されている標準なので、日本での独自な基準となっています。
こちらもA列と同じく、B1→B2→B3というように、
数字が大きくなるにつれて紙のサイズは小さくなっていきます。
③ 四六版
全判の大きさは788×1091㎜で、
目安としては新聞紙を広げたものを2枚並べたくらいの大きさです。
全判を半分に切ったサイズを半切り、四等分に切ったサイズを四つ切、八等分に切ったサイズを八つ切りといいます。四六版の場合は、サイズの数が大きくなるにつれて紙のサイズは小さくなります。
〈紙の厚さ〉
紙の厚さを表す方法は2種類あります。
① 坪量〔単位:g/㎡〕
坪量とは洋紙、及び板紙1㎡当たりの重量のことです。
一般的なコピー用紙を坪量で表すと64g/㎡になります。
② 連量〔kg〕
ある規定の寸法に仕上げられた紙1000枚のことを1連と呼びます。
連量とは1連の紙の重量のことを言い、単位は㎏で表示します。
連量は紙の厚みを知るための目安ともなります。
ただし紙の厚さは同じ連量でも、密度によって異なりますので、
坪量・連量は厚さの目安として考えてください。
A.K