ハトロン紙、白ボール、黄ボール、硫酸紙などの特徴
| 文具の豆知識
今回は、うさぎやで販売している様々な用紙の中から、いくつか紙の種類についてご紹介します。
①ハトロン紙
化学パルプを原料としており、片面に光沢を付けた褐色のクラフト紙です。用途は軽包装用,封筒用紙など。
ハトロン紙を使う目的には様々ありますが、服作りに関していうと型紙を写す際に使用されます。
②筋入りハトロン紙
筋入ハトロン紙は、一般的な茶色いハトロン紙より薄く、片面にツヤがあり、表面に筋がある紙です。表面に、紙の目に沿って筋の模様が入っており、筋の入っている面はツルツルとした艶があり、裏面はザラザラしており、果実袋、封筒、 包装紙、合紙などに使用されます。
③白ボール紙
片面コートしたボール紙で、こしが強くて片面がなめらかな白色の紙です。
裏面はグレー(ネズミ色)のため「裏ネズ」とも呼ばれます。食品、家電製品、洋服、雑貨など、様々なジャンルの箱に使われる板紙です。
④黄ボール紙
貼箱や上製本の表紙などの芯材として使用されることが多く、
粗雑な表面を活かし直接 箔押し加工などを施し 商品の化粧箱として利用されるケースもあります。
⑥硫酸紙
化学パルプで抄紙された紙を硫酸溶液で処理した半透明の薄い紙です。
耐水性・耐油性があるので、バター・肉類などの包装に、また通気性がないので、ビスケット・薬品などの包装にも使用されています。
店舗によって取り扱い商品が異なる場合がございますので、詳しくは各店舗までお気軽にお問い合わせくださいませ。
R.N