スタッフブログ

クレヨン・クレパス・パステルの違い

クレヨンとは、ロウで固めた棒状の絵の具のことを言います。
簡単に描けること、尖っていないこと、硬くないです。
材料に「鉛」「カドミウム」「ヒ素」などの有毒物質を含んでいません。
クレパスに比べて、クレヨンはやや硬く、線をかくことが得意です。


クレパスとは、顔料をワックスなどで練り,柔らかく固めた棒状の絵の具のことを言います。
クレヨンとパステルの中間的なもので,盛り上げ・重ね塗り・混色が簡単です。
クレパスはやわらかく、面をムラなく塗ることが得意です。



パステルとは、乾燥した 顔料 を粉末状にし粘着剤で固めた絵の具のことを言います。
使い方はカッターナイフ 等で削って再び粉末状にし スポンジ 等で塗ったり、
直接 手で持って塗ったりできます。
基本パステルは画用紙に書きます。
クレヨン、クレパスと比べ発色がきれい、テカリのないやさいしい色合い、粉っぽい、色のびがよく、重ね塗りしやすい
パステルはフィキサチーフというていう定着剤をつかって書いた絵を保存します。

パステルの種類はおおきく4種類に分類されます。
①ソフトパステル・・・少ない顔料で固められた、やわらかめのパステルです。
 色のびがよく、発色がより強く鮮明なのが特徴です。
 広い面をムラなく塗るのに適しています。
②ハードパステル・・・やや硬めの比較的割れにくいパステルです。
 安価で扱いやすいため、一般的に「パステル」というときはハードパステルを指していることが多いです。
③オイルパステル・・・ワックスと油分を多く含むパステルです。
 クレヨンに近く、油絵のような厚く深みのある表現できます。
 他のパステルよりも定着力があるのが特徴です。
④パンパステル・・・パンパステルは、一見化粧品のような見た目の可愛らしいパステルです。
 他のパステルと比べて発色がとても鮮やかで色の伸びが良いのも特徴です。
 また色を混ぜたり、重ねたりしても綺麗に色が表現できます。
 少し高価なところが難点ですが、仕上がりは綺麗です。

パステルの選び方は描きたいものによって色数を決めます。
色数は多い方が絵の表現の幅は広がりますが、はじめから多く色を揃えなくても、
12色〜30色ほど揃えておけば十分にパステルを楽しむことができます。

A.K


PAGE TOP