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デッサンなどに使用する道具(鉛筆・木炭・擦筆など)

デッサンとは、被写体の形体や明暗を鉛筆や木炭などを使って、紙やキャンバスなどの平面に描画した作品です。
一般的に使われる道具として、鉛筆・木炭・パステル・コンテなどがあります。


【鉛筆をデッサンで使用する場合】
陰影の表現など、鉛筆の芯の硬さで分けて描くことができます。
鉛筆の芯の硬度は10H(薄い)~10B(濃い)まで幅があり、デッサンで使用する際は、
4H~6B程度の硬度の中から、5本程度用意しておくと、濃淡の幅がある表現をしやすいです。


【木炭をデッサンで使用する場合】
木炭とは、樹木の幹や枝を炭化させ、描画材としたものです。
木炭デッサンは木炭と、木炭紙と呼ばれる紙を使用します。
木炭は鉛筆のように鋭い線は描けませんが、ぼかしなどの表現が容易な画材です。

また、木炭を取り除き(消し)たい場合は、油分の少ない食パンを用いることが多いです。
練り消しゴムでも消去は可能ですが、必要以上に木炭が落ちてしまうなど、
予想の効果を得られない場合もあるので、したい表現に合わせての使い分けが必要です。

【その他デッサンで使用するもの】
練消しゴム…普通の消しゴムに比べ、線を消しすぎない消しゴムです。
濃淡やぼかしの表現の補助画材として使用します。


擦筆(さっぴつ)…描画した部分をこするための紙製のペンです。
ぼかしの表現などに使用します。


フィキサチーフ(定着液)…デッサンが完成した後、描画した木炭などが落ちないよう、
画面上に定着させるためのスプレーです。


ご紹介した商品はうさぎやでもお取り扱いがございます。
※店舗によって、若干ラインナップに差があります

デッサンを始めてみたいけど必要なものが分からない…など、お困りごとがありましたら、
店頭にてお気軽にうさぎやスタッフにご相談下さいませ!

Y.A.


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