カレンダーの主要メーカーと種類について
| 文具の豆知識
今回は、カレンダーの主要メーカーと種類についてご紹介いたします。
はじめに、カレンダーの起源は何かご存じでしょうか。
英語の「カレンダー(calender)」とは、”毎月の最初の日“を意味するラテン語の「kalendae」に由来するようです。日本でよく使用されるカレンダーという言葉も、この英語から借用して使用されるようになりました。
さて、日常生活に欠かせないと言っても過言ではないカレンダーですが、多くの方が年末年始に購入を検討されるのではないでしょうか。
カレンダーを選ぶ際に、メーカーなどはご覧になっておりますでしょうか。
現在、カレンダーの主要メーカーとしては次の各社が挙げられます。
① 新日本カレンダー
② 高橋書店
③ 日本能率協会
④ エトランジェ
上記メーカーはカレンダーと併せて手帳も販売している主要メーカーですので、
カレンダーの売り場に行けば目にする機会も多いと思います。
また、カレンダーの種類についてもご説明いたします。
1. 形態
①壁掛けカレンダー
カレンダーと言えば、というようなよく目にする形態です。壁面に取り付けて使用します。一方が綴じられているものと中央が綴じられて上下の見開きになっているものがあり、サイズはA判、B判、四六判を基準とするものが多いです。
②卓上カレンダー
その名の通り卓上に置いて使用します。リングで綴じられたカレンダー本体を専用の台にセットするものか、カレンダー本体となり紙を専用のケースにセットするものが多いです。
2. 構成
①日表(日めくりカレンダー)
一日一項で構成されており、年月日が書かれた分厚い冊子を1日ごとにめくっていくことで日付を確認するカレンダーです。日付の文字が最も大きく、見やすい構成となっています。
②月表(月めくりカレンダー)
月単位で構成されており、表示されていた月が替わるとめくっていくカレンダーです。レイアウトは紙一面に1週間を横一列に格子状に配置するものが多く、日付とスケジュール欄を横一列に並べるものもあります。
③年表
1年分(12カ月)の暦を片面1枚にまとめたものから半年分(6カ月)を両面1枚にまとめたカレンダーなど、シート状のめくらないカレンダーのことです。
【お客様からの質問】
一粒万倍日とは何ですか?
日本の暦に古くからある吉日のひとつで、これまでの善行や努力が万倍になって報われるという日です。何事を始めるにも良い日とされ、特に仕事はじめ、開店、種まき、お金を出すことに吉であると言われています。
Y.A